協会代表あいさつ

2013101日より、本協会の代表を務めさせていただいている、パーソナルトレーナーの中西佳津子(KAKO)です。

 

 私は以前、スポーツプログラマーで陸の運動プログラムを学習しておりましたが、人との出会いで(師匠:木原光知子)水の素晴らしさを知り、水の可能性に魅せられました。これを人の健康のために役立たせるような水の指導者をたくさん増やしたい!そして、この水の素晴らしさを多くの方々に伝えたい!という気持ちが大きくなり、自分の人生を陸のトレーナーと水のトレーナー両方の育成・研究にシフトいたしました。

 

 私は、この水と人との出会いにいつも感謝し、人は人に魅せられ、人は人から教わり、そして伝えていくのも人から人・・・この全ての人が大切に思える人間力アップに今も努力中です。日常環境では色々なことがありますが、全ては人からスタートするのだと考えております。

 

「人に育てられ、人を育て、人と技術を残す」

これが私の目標です。

 
 水との関わりでの出会いは 泳縁” 師匠から教わった言葉です。これを大切に、水を伝えていくよう一生懸命やらせていただいております。長年、木原師匠と共にお仕事をさせていただき、学び、気づきがたくさんあり、今後は教わったことを若い指導者に伝えられたらと考えております。

 

 水のことを少しお話させていただきます。

水が及ぼす人体への影響・可能性・・・水という環境は三次元の世界で、空気・重力の生活環境とは全く違う自然の力を持っており、人の身体に良い影響を与えてくれます。重力が少ないと言うだけで非日常的環境なのです。

 

 水の中では、浮力(浮く)があり、浮力は身体を軽くし関節に負担を与えず動くことができ、関節可動域も大きくしてくれます。 
そして水圧で身体は守られ、日常動作の立とうとする行動を浮力が浮かそうとするので、身体の中心の筋肉を無理なく使うことができます。

 

抵抗や水圧で、自分に合う強度で無理なく筋肉に負荷をかけられ筋肉アップを促進してくれたりもします。プールの水は立っている状態では足元の方が水圧強く、血液の流れをよくしてくれます。

 

水は空気中の温度とは異なるため、水温や水流で皮膚の神経を刺激し、身体は温度に合わせて対応しようとするので、ダイエットにも効果的な身体中のコントロールをしてくれます。

 

健康には不可欠な整形外科的疾患や内科的疾患、そして現状維持・改善だけでなく、水の音は、人を癒し、ストレスの多い人間社会で水の中は唯一ストレッサー(ストレスを感じる要素)を排除してくれる、精神的疾患にも大きな影響を与えてくれます。

 

その他水には、宇宙のような陸では有り得ない動作が可能であり、非日常的な動作を繰り返すことで身体の維持・改善を図ってくれ、人の健康に大活躍してくれる素晴らしい環境なのです。

 

どうぞ皆様も一度水を体験なさってくださいませ。
スタッフ一同心よりお待ちしております。

 


日本アクアプラクティック協会 代表 KAKO

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